セルコホームの価格は高い?安い?坪単価も解説!

茶色の屋根の洋風の家

一般的に、輸入住宅は海外から家に使う部材を輸入するので輸送コストが高くなる傾向にあります。そのため、国内で木材を調達して家を建てる場合と比較して坪単価が高くなるのではないか、と考える人は多いのではないでしょうか。さらに、セルコホームは世界を視野に理想の家を追い求め続けた結果、カナダに辿り着いたとされるほど、品質や理想に強いこだわりを持つ会社です。
またセルコホームが取り扱う商品は、豊富なデザインや高機能性に優れた住宅が多く、世界水準の性能を持った住宅となっています。こういった点から、セルコホームの住宅に高価格なイメージを持つ人は多いですが、坪単価の相場は40万円~70万円となっており、とびぬけて高い価格ではありません。

国内で家を建てる人の平均的な坪数は、約43坪(43坪×3.3㎡=約142㎡)と言われており、セルコホームで平均的(坪単価50万円の家)な注文住宅を建てる場合は、43坪×50万円=2,150万円以上の費用が必要になります。この価格は他の輸入住宅を取り扱うハウスメーカーと比較して低い傾向にあり、輸入住宅でありながら坪単価が安く、他メーカーよりも安価の理由は何なのか気になる人は多いのではないでしょうか。

セルコホームが住宅の価格を抑えられる理由として、カナダと日本における人件費の違いが挙げられます。カナダの人件費は日本の人件費よりも安いと傾向にあり、カナダの工場で部材の加工や作業をすることで生産に伴う人件費のコストダウンを図ることが可能です。さらに木材といった資材だけでなく窓やトリム、外壁材、フローリング材など住宅づくりに必要な材料を現地調達することで、中間業者を介すことなくコストが抑えられています。

くわえて、セルコホームはカナダ国内メーカーの工場と提携を結び、商社を通すことなく直接発注するという仕組みを取り入れています。これらの取り組みによって中間マージンは発生せず、人件費をはじめとするコストを下げることで坪単価そのものを抑えられているのです。なお施工するのは建築エリアにある工務店のみ、という特徴も坪単価を抑えられている理由の一つとなっています。
セルコホームはフランチャイズシステムを採用しているため、通常発生する下請け業者との間に発生する中間マージンを大幅に削減できるため、輸入住宅ではあるけれども低価格の家を建てることができるという強みを持ったハウスメーカーだと分かるのではないでしょうか。