新築で決めたいインテリア。決め方解説!

いざ新築の家が完成すると、お洒落な内装や家具を活用して新居での生活をより快適に楽しみたいと考える人は多いのではないでしょうか。しかし、お洒落な内装や家具を上手に活用して暮らしに取り入れるのは意外と大変なことです。新居に合うインテリアだと思って購入したけれど実は全くマッチしなかった、思っていた雰囲気と違ったなどの失敗もゼロとは言い切れません。ここではインテリアのコンセプトやテイストの決め方、全体的な色の使い方、照明および小物類を使って、新居をよりお洒落な空間にする方法などを解説していきます。

まず新居全体のインテリアはコンセプトを決めてテイストを選択する、という流れで作業を進めることになります。具体的にコンセプトを決定する際の例を提示します。例えば輸入住宅で建てた新居の外壁がレンガだった場合、その輸入住宅が北欧風や南欧風、北米風などにより全く異なるものになるので、その家のスタイルとコンセプトが一致するようなイメージで考えることから始めます。
インテリアのコンセプトは固まったものの自分はあまりセンスがない、自分ではコンセプトが浮かばないなどと難しさを感じたり、困ったりした場合にはネットや雑誌などを活用してみましょう。このような雰囲気が好き、こんな家にしてみたいなどといった理想の空間を見つけやすくなるのでおすすめです。

インテリアのテイストにはさまざまなものがありますが、代表的なものとしてナチュラル・モダン・シックなどのテイストが挙げられます。ナチュラルの場合は無垢材をはじめとする天然木、木綿や麻など自然由来の繊維を使ったものが多く、モダンテイストでは装飾をなるべく減らしてシンプルであり、スタイリッシュに仕上げるデザインが多い傾向にあります。流行に左右されないため飽きがこないことからも、人気が高いスタイルと言えます。またシックテイストは、黒やダークブラウンなどのような暗い系統色でまとめられた高級感があるテイストであり、この場合はインテリアもダークカラーで揃えることで全体的な雰囲気が良くなります。

次に理想のテイストやコンセプトが決まれば、今度は壁や床などの内装も含めて部屋全体のコーディネートを検討していく作業に入ります。全体的なバランスを考える際に重要になるのは全体の配色ですが、インテリアコーディネートにおける色の考え方には、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーといった種類があります。これらの配色により、第一段階として床材のフローリングや天井、クロスを決めていきます。
床材やフローリングを決定した後、テーブルや椅子、ソファなどの大きい家具類のインテリアを揃えていくとまとまりが出やすくなるのでおすすめです。このようにインテリアのテイストや配色、大きい家具などのイメージが完成した段階で、照明や絵などの小物類を使って部屋をアレンジしていくと良いでしょう。